|
この会社は、10〜20人規模のいわゆる"専門職"によって構成されている会社です。
この会社の大きな問題点は、2つありました。
(1) トップがトップ自身の考え方や思想・哲学が社員全員に伝わりにくくなり、自社の提供する商品の品質がレベルアップせず、むしろダウンしているという危機感が生じたこと。
(2) 経営感覚を持った社員を育成し、部門やプロジェクトの全責任を持ってもらいたいがなかなか思惑通りにいかない。
これまではごく一般的なピラミッド型組織形態を採用していましたが次のような組織形態への移行を提案しました。
すべてのセクションの役割を完全に果たすために上⇔下・左⇔右の報告・連絡・相談が日常的に密に行われていることを前提とする。
| General Manager: |
すべての経営情報とプロジェクトの状況をPM・UFからの情報により
把握し、組織運営責任を持つ。 |
| Project Manager: |
プロジェクトの運営上必要な専門知識・交渉力・調整力・営業力・原価
管理力を有し、そのすべての責任を持つ。 |
| Up Front : |
組織として取り組むすべての事項の管理とその遂行のための教育・
訓練の立案を含め、すべての経営管理情報を統括する責任を持つ。 |
| Contracted Employee: |
上の役割の補佐としてファームを構成する。 |
1. 職能要件書の作成と明示
2. 社内諸規定・就業規則など社内ルールの見直しと整備
3. 教育訓練システムの導入
今回は、
(1) 社員それぞれの社内での役割を明確にし、
(2) その役割を十二分に発揮できるように社内ルールを整備し、
(3) かつ、次の段階へのチャレンジしやすいようにする
ことから問題解決を図りました。
|