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目標管理では、日々の進捗管理や指導が大切であることはこれまで述べてきたとおりです。その進捗管理や指導にこのコーチングという手法は効果的です。
コーチングとは「部下の可能性を認めて、部下の自己実現を支援するマネージメントスキル」です。
コーチングを効果的にするためには次のことが前提となります。
1. 人には無限の可能性があること
2. その人が必要としている答えは、その人本人が持っていること
3. 答えを見つけるためには、サポートする支援者が必要であること
上司はあくまで部下をサポートする立場で、部下の多様性を認めてその可能性を引き出し、部下が答えに気づくための助言や動機付けをしていくことになります。目標管理の実行主体者は部下ですから、部下が自ら考え、その行動をサポートできるように具体的に指導管理を工夫し、目標達成に導くことが上司の務めになります。
コーチングのポイントは次のとおりです。
1. 部下が聴いて欲しいことを聴く
2. どうすればできるようになるのか問いかける
3. 客観的な助言をし、現状と方向性を明確にした上で部下に考えさせる
4. 多様性を認めて、一人一人の個性に合ったやり方で答えを導き出させる
コーチングは部下自身の主体性を引き出すことが前提となりますから、部下が自ら解答を導き出し、意思で何をするのかを決め、実現による達成感や成功体験を得ることが大切です。
このように、上司は知っていることや解答を教えるのではなく、一緒に問題を解決する立場で、部下自らが目標達成に向けた解答を導き出すための指導が主体となります。
指導のポイントは次のとおりです。
1. 日々の目標に落とし込んで、実現しやすい目標に置き換える
2. 問題の原因とその対応方法を考え、自身を持って日々取り組めるようにする
3. 周囲の力や経営資源に目を向けさせて、周囲の力をうまく利用させる
4. 別の視点・やり方にも目を向けさせ、問題を解決しやすくする
5. スケジュールや取り組みを具体化させて、取り組みやすい状況を作り出す
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