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OJTとは、On the Job Trainingのことで、職務中や職務の遂行を通して行う社員の教育訓練活動のことです。
OffJTとは、Off the Job Trainingのことで、階層別や業務別の研修、講師などによるセミナー、また、大学など教育専門機関での専門知識の習得などを指し、いわゆる自己研鑽を含むこともあります。
ここでは、中小企業において、より日常的で重要度の高いOJTの効果的な活用方法について紹介しましょう。
OJTの目的はただ社員を現場に配属し、目の前の職務にあたらせて、要領やコツを習得させるのではなく、職務の遂行を通して
1. 会社の目標の中での自身の役割や取り組み姿勢を醸成し
2. その目標を効果的に達成するための必要な知識や技能を習得させ
3. 職務を通した仕事の価値や意欲、また、達成感や改善点に気づくこと
を会社全体で意識的に取り組みながら、後継者を育てることです。
OJTを職場内で効果的に進めるためには環境整備がポイントになります。
OJTがなじめる職場環境かどうかは、部下育成や部下指導の重要性を社長や管理者・上司が認識することで整います。
一言で言うととても簡単でこの環境整備の話をすると、例外なく“当社の職場環境は整っているよ”という返事が返ってきます。しかし、今一度、社長をはじめ管理者・上司の方はぜひ次のことをチェックしてみて欲しいものです。
1. 部下の優れているところを認め、社長や部下にもそれを伝えられているか
2. 部下と意見の相違した場合でも素直に聞き入れられているか
3. 自分の行動や説明を批判されたとき、謙虚に受け入れられているか
4. 部下の悪い情報に報告をさえぎらずに最後まで聞けるか
5. 社長や部下と気軽な雑談ができるか
6. 職場の目標やビジョンをいつも自分の言葉で部下に話しかけているか
7. 部下の成果や失敗の要因を把握して、適正に評価・指導しているか
これらのことができている会社の環境がOJTを効果あるものにしていきます。
このようにOJTがなじめる環境とは、ただ単に目標を達成するための道具として部下を見るのではなく、OJTの目的が満たせるような共感性をもつ職場環境が必須となります。
今回のテーマである目標管理という面から見たOJTの活用の仕方は
1. どのように育てたいのかという育成目標が明確になっており
2. 育成目標に到達させる仕組みや方法が上司・部下、部門のメンバーで共有
され
3. 育成目標に対しての途中経過や結果のフィードバックが本人になされている
ことをベースに
1. 社員一人一人に対する役割と責任を明確にし
2. 具体的な施策ごとに成果の要件を示し
3. 成果をどのように評価するのかを明確にした上で
4. 模範となる人や手法などを示して、その理由と模範に近づくための方法を伝
え
5. 成果の途中経過のフィードバックとその中での問題点の提示と助言により
6. 部下の行動の軌道修正の必要性を指導していきます。
これらのことを通して、社員それぞれが職務上の役割を果たす上で必要な知識や技法・要領・コツを身につけ磨き上げていくことを習慣づけさせます。
さらに次の段階として、与えられた役割の重要性を社内のみならず、顧客や地域社会にとってどのような効果や意味を持つのかメンタリングやコーチングという手法を取りながら、進化させていくことができます。
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