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経営計画の策定をするときに是非考えて欲しいのが“いまのビジネスモデル”を個々にリエンジニアリングすることです。
ビジネスモデルはそのままのモデルでは永続性を持つものではありませんし、それは業種業態に程度の差こそあれ、その時々の企業の持つヒト・モノ・カネによっても変化するものです。だからこそ、そのビジネスモデル自体やその動かし方を状況に応じて変化させる必要が生まれてくるという事です。
ドラッカーは、「事業とは顧客を創造することである。」と言ったそうですが“いまのビジネスモデル”が顧客を創造する“価値”を持っているのかどうかという視点から、まず、チェックしてみましょう。
その方法として、アメリカのマーケティングの権威であるコトラーの“純顧客価値”という理論を活用します。
純顧客価値とは、総顧客価値から総顧客コストを差し引いたもので、顧客は純顧客価値の大きい商品やサービスを購入するという理論です。
(純顧客価値=総顧客価値−総顧客コスト)
ここで総顧客価値とは、製品やサービス・従業員・イメージの価値を表し、総顧客コストとは、金銭的なコストだけでなく時間やエネルギー・心理的なコストをいいます。
つまり、総顧客価値である
(1) 製品の信頼性や性能・デザイン・希少価値
(2) 製品に付随する保守やメンテナンス・コールセンターの充実などのサービス
(3) 従業員の職務能力・応対・態度
(4) 企業のイメージやブランドの向上を最大化し、一方、総顧客コストである
(1) 製品の価格・維持費・配送料などの金銭的な支出
(2) 納品や交渉、製品を使いこなすまでの時間
(3) 製品を探したり、購入手続きをする顧客の労力
(4) 購入にかかわる不安やストレスなどの心理面
を最小化することが純顧客価値を最大化するということです。
よって、考える理想的な方策をまず列挙し、その上で、
いまのビジネスモデルの持つ稼得可能利益はいつまでにどれくらいあるか
→どのようにすると最大化できるか・・・5W2H方式で
→他のビジネスモデルと統合できないか
→何かに置換できないか・・・アウトソーシングの活用
など、企業それぞれの現状とごく近い将来像を勘案しながら、検証し、リエンジニアリングしていくと良いでしょう。
なお、発想法は次のようなものがあります。
(1) ブレークストーミング法
(2) KJ法
(3) NM法
(4) 希望列挙法
(5) 欠点列挙法
(6) オズボーン方式
(7) 特性列挙法
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