2009年9月24日
前回のコラムでは先進国と新興国の利回りについてでしたが、当然そこにはその国に対する信用度が重要になってくるわけです。それを一般的にカントリーリスクといいます。
カントリーリスクはその国が抱える経済、政治、軍事、自然災害などを総合的に判断し、国ごとの危険度合いを評価していきます。
日経ヴェリタス第78号におきまして、格付投資情報センター(R&I)のカントリーリスク調査の結果が掲載されております。
2008年7月の調査と今回の調査を比較すると、総合評価が悪化した国・地域は57ヶ国あり、改善した国・地域15ヶ国を大きく上回っているようです。
主な原因としてはリーマンショックを発端とする金融危機の影響でしょうが、想像以上に多くの国・地域へ波及していることが分かります。
しかしながら、BRICsを代表とする新興国は経済成長が期待されるということで、カントリーリスクが低い国として好評価を得ています。
今後、海外投資を検討される場合にはカントリーリスクも投資判断の1つとして、このような調査結果を踏まえてみてはいかがでしょうか。
(日経ヴェリタス 第78号 参照)