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日本の銀行の定期預金金利 0.003%。海外の資産家の立場からみた日本国内での資産運用は、想像出来ない程の驚嘆に値する低金利利回りと思います。
先日、スイスの代表的プライベートバンク(お金持ちのための専用銀行)であるクレディ・スイス本部の視察を行いました。クレディ・スイスは1856年、若干37歳の弁護士Alfred.Escherがドイツからイタリアまでの鉄道を引くための資金を調達するために設立したということです。クレディ・スイスグループはプライベートバンキングのクレディ・スイスと投資銀行のクレディ・スイス・ファーストボストン、年金・保険業務のウィンターチャーの3部門からなり、60,000人のスタッフと運用資金量120兆円の銀行グループです。
昔から、スイスの銀行は秘密を守ることで有名ですが、プライベートバンクとしてグローバルな視点から多種多様な資産運用を行っています。日本の銀行は、貸付業務しか出来ず、収入全体に占める金利収入は85%を占めますが、クレディ・スイスはコミッションが40%、金利収入は25%です。業務も、貸付、投資銀行、生命保険、不動産、年金と全ての運用業務をカバーしています。
クレディ・スイスグループの中でのプライベートバンキングは、重要な位置付けとなっており、総資金の44%、スタッフの20%、純利益の38%を占めます。顧客のライフサイクル(子供の教育、結婚、年金、老後の生活など)に合わせた資産運用を
(1)包括的に長期間にわたる運用
(2)首尾一貫した明確なアドバイス
(3)第三者の金融商品サービスを含めた、あらゆる角度からの資産運用
(4)すぐれた運用利回り実績
(5)そして何よりも顧客の秘密を守ること
などを中心に顧客の資産運用をしてコミッション手数料を得ているわけです。
プライベートバンクは法人企業、個人顧客を相手に業務展開しています。世界的規模での資金運用のオフショア経由の割合は18%でありますが、そのうちスイスの金融グループの占める割合は全体の33%を占め、イギリスの15%と続きます。その他はバージン諸島などのカリビアン諸島が残りの50%超を占めているということです。昔からスイスの銀行は一種のブランド力があり世界の資産家からは絶大な支持を受けているようです。
スイスの銀行に口座を持つ時、気をつけなければならないのが代理人届です。口座開設本人に対して代理人は親族などの相続権のある人がなる場合が多いのですが、全くの第三者も登録が可能です。代理人には、口座からの預金引出権も認めておりますので、注意が必要です。
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